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木枯らし1号

2012/11/19 月曜日

人間は学習する生き物だ。
過去の辛い経験や失敗を糧にして
次に同じ失敗をしないように学習する。
そうやって自分自身を守って来た。
それが大人になる事だと思っていた。
けれど、どうしても学習出来ない経験が一つだけある。


   *     *     *     *     *


昔読んだ本にこんな一節があった。

「死は生の対極にあるのではなく、常に隣り合って存在している」

僕たちはいつも自分の欲望や希望、輝く未来ばかりを想像し
本質であるこの問題から目を背けている。
生きるという事は常に死を育んでいるという事実を忘れようとしている

だから、何の前ぶれもなしに自分の大切な人
(人ばかりではなく生を持つ全ての生き物)の死に直面した時、
改めてこの生きると言う意味を考えさせられる。

過去に何度も経験をしている筈なのに、決して学習することなんて出来ない。
その哀しみは、いつも新鮮なものであり、
どんな暖かい言葉や、同情や、誠意や、優しさでも和らぐ事はない。
自分自身が哀しんで哀しんで哀しみ抜いて抜け出すしかない。
それが生きるという事であり死を育むという事なのだ。


   *     *     *     *     *


昨日、東京では例年より23日遅れで木枯らし1号が吹いた。
それは、彼が大切な人達の哀しみを吹き飛ばすために吹かせたものかもしれない。
23日遅れたのは、彼の大切な人達に気持ちを整理する時間をくれたのかもしれない。
そんな優しい木枯らし1号だった。

万さん、たくさんの思い出をありがとう。
毎年木枯らし1号と一緒に帰ってきてね。

デコチチ


テーマ : わんことの生活 - ジャンル : ペット

| 13:40 | デコチチ | ↑ページトップ |

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