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果てしない道

2008/11/05 水曜日

彼は、どこまでも限りなく続く真っすぐな道を走っていた。

片側2車線のその道路は地平線まで延び
道の両側に目立った建物はない。

彼の視界の上半分は雲ひとつない青空が続き
下半分には、その真っ直ぐに伸びた道と
規則的に配置された信号機が
全て空と同じ色に点灯していた。

いったい幾つの信号機が彼の視界に入っていたのかはわからない。
ただ一つ、全てが同じ色に点灯していた事は間違えのない事実だった。

彼はその瞬間、どこまでも限りなく続くその道を
アクセル全開で走り続けられると確信した。
信号機は永遠にその日の空の色と同じで
決して変わる事はないのだと

けれども、確信はその一瞬だけの幻想であり
遠くに見えていた信号機はいつまでも同じ色であるはずもなく
近づくにつれてその色は紅葉のごとく変わっていった。

彼にはその事実を認めることが出来なかった。
あまりにも鮮明にその瞬間が脳裏に焼きついていたから
その瞬間こそが彼の生きてきた証であったから

気がつくと見渡す限りの夕焼け空
空の色に促されるように信号機の色も変わり

彼は今日初めてブレーキを踏んだ。
彼は分かっていた
永遠に続く瞬間など決してないという事を。

折角の赤信号だ
車を止めて空を見上げてごらん
空はどこまでも限りなく続いているのだから
信号機だっていつかまた、その青空と同じ色に点灯するのだから

がんばれTK!!

| 01:26 | デコチチ | コメント(2) | トラックバック(0) | ↑ページトップ |

この記事へのコメント

どうしても「何か」が腑に落ちない気がするのです

彼はほんとに純粋に「ただの音楽バカ」な気がして
ある意味それしかできない不器用な人な気がして
結局周りに踊らされただけなんじゃないの?と。
この期に及んでも踊らされてたことに気がついてないじゃないの?と。
一人じゃ考えつかないような気がして仕方がない、あの音楽しかできそうにない人に。

できれば、そういう、バカな天才であってほしい。
それが今すぐ証明できなくてもいいから。

| URL | 2008/11/05 (水) 23:48

  枯葉舞う、北風は厳しさを増すけれど
  僕はここで生きてゆける

  昔、彼女と別れた時に頭のなかでずっと流れてた曲
  今の彼にも合うような気がします。
 
  TKサウンドは過去のものではないと思います。
  再び、復活の日を!

ハハ友のだんな | URL | 2008/11/06 (木) 22:38

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